滝谷便りno.1 

‘99,1,16

月兎庵 庵主 中矢 澄子

 

とんど焼き

 

小正月も迎え、ようやく‘99がスタートした感じですが、そちらはいかがですか? 私の方は、昨年のクリスマス・イブに滝谷の農家を購入し、年明けに登記も完了。滝谷住民の仲間入りをして、正式に月兎庵の庵主になりました。いよいよ、活動開始。

昨日は小正月。滝谷でもとんど焼きがあり、フォトグラファー中矢 澄子?は出掛けて来ました。 滝谷までの国道はすっかりキレイに除雪されアスファルト道路が見える状態でしたが、入り口の橋からは「一応除雪したよ」と言った感じなのでアスファルトも見えず、子供の頃にタイムスリップしたような、懐かしい雪景色でした。

マシュマロの様な原っぱに、スーと一筋の小川の線が引かれ、そこに鳥たちの足跡が小川に沿ってチョン、チョン、チョンとついていました。小さな足跡、大きな足跡。時折、空中から舞い降りたのでしょう、羽の跡も残っていました。まるでアートのように。 林の中はテンや何やら分からない小動物の足跡もあり、冬の滝谷は足跡美術館に早変わりしていました。

今回の同行者は私の姉代理の元気おばさん、袖山由美子。通称とろんこ。(とろんことは、滝谷弁で熟した柿の実のこと。とろ〜んとして、おいしくて、まるで熟女の様。が、しかし、まもなくベチャンと落ちる。本人はベチャンと落ちるなんてことは、ついぞ考えていないノー天気。)とろんこ&ぷるんこ(私のこと。由来は後日説明。)は、途中、新発田の街中でかんじきを買い、早速かんじき歩行練習。最初の内は左右のかんじきが、お互いぶつからないように蟹股歩行で一二、一二…。

お天気が良くキラキラ光る雪原の中に居ると、どんどん気持ちは子供の頃に帰って行きます。そのうち歩くだけでは物足らず、大胆不適にも神様が描いた神聖な白いキャンバスに向かってジャンプ、回転、レシーブなどなど…人体足跡アートを描き、ピカソやマチスに挑戦状を突き付けた一日でした。但し、本来の目的のとんど焼きの撮影は出遅れてしまい、クライマックス後の人々の表情を撮影したのみに止まり、後はぷるんこはお神酒で一杯お餅で満腹!! とろんこは、焚き火の中に放られたお賽銭拾いに夢中。お財布満杯!!

帰り道、鄙びた温泉地 ・村杉温泉 環翠楼(6000坪の庭園の中に宿がある)で交渉の末、400円の入浴料でじょんのび・じょんのび

 

 [Top] [次の便り]

[滝谷便り]